頭痛でお困りのあなたに

TAG: 治療; 宮西夏鈴

こんにちは。TREE（ツリー）鍼灸整骨院、院長の宮西です。

今回紹介するのは多くの人が悩みを抱えている頭痛です。日常的に頭痛で悩んでいたり、頭痛薬を頻繁に服用したりする人もいるでしょう。頭痛になると仕事がはかどらなかったり、イライラしてしまったりと日常生活に大きく影響を与えます。頭痛と鍼灸整骨院というと直接結びつかない人もいるかもしれませんが、頭痛と姿勢は密接に関係しています。

■このような症状でお困りではないですか？

・肩こりや首こりで頭痛になる
・後頭部やこめかみに痛みがある
・目の奥が痛い
・吐き気や耳鳴りがする
・頭痛薬が効かなくなってきた

上記の症状に1つでも当てはまる人はTREE（ツリー）鍼灸整骨院吹田店までご相談ください。

■頭痛の種類

頭痛と簡単に言ってもその種類や原因にはいくつかタイプがあります。

今回はその中でも日常的に発症する代表的なものを紹介します。

１、片頭痛

片頭痛は女性に多い頭痛で脳内の血管が広がることで痛みが起こります。寝すぎることで片頭痛になることもあり、光や音に敏感になって痛みが生じることもあります。

２、緊張型頭痛

緊張型頭痛は締め付けられるような痛みが特徴です。首や肩の血流が悪いと緊張型頭痛になりやすく、頭痛の中でも多くの人が苦しんでいます。

３、群発頭痛

群発頭痛は、頻発はしないものの数年に1度起こるかなり強い痛みの頭痛です。目の奥がえぐられるような痛みが走ります。自殺頭痛ともいわれる激痛の頭痛で、専門医の診察が必要になります。

頭痛の中には命の危険があるものもあります。くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍・髄膜炎など感じたこのない頭痛が突然出た場合はすぐに病院で診てもらいましょう。

■慢性的な頭痛が起きる原因　～筋膜の癒着～

頭痛は、脊柱起立筋や僧帽筋が固くなることで肩甲骨や背骨がうまく機能しなくなることで発症します。多くの方は伴って背骨や骨盤の歪みが生じていることがほとんどです。

なぜこれらの筋肉が固くなり歪みが生じるかというと、筋肉を覆っている「筋膜」が筋肉に癒着し、筋肉の正常な伸縮を妨げるからです。
筋膜とは筋肉を包む膜のことで、ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、身体を支える第二の骨格であるといわれています。この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着（ゆちゃく：からまる、くっついてしまうこと）しやすい特徴があります。この筋膜が癒着して筋肉の柔軟性を損い、歪みを引き起こし、頭痛の原因になります。
筋膜の癒着は適切な運動習慣がないことや体の使い方（座り姿勢や立ち姿勢、ストレートネック）も一つの要因として発生しますので、まずは治療で症状を改善すること、その後に日常動作の改善や正しい知識に基づいた運動・ストレッチを行うことが大切です。

■TREE（ツリー）の治療方針

まずは、TREE(ツリー)独自の優しい整体で筋膜にアプローチします。筋膜と筋肉の癒着を無くし、筋肉が正常に伸縮するようにします。筋肉が正常に機能しだせば身体の歪みは無くなり、背骨や筋肉への負担が減り、結果として頭痛が改善されます。

しかし、先にも述べたように、頭痛に関しては、日常生活の運動不足や体の使い方（座り姿勢や立ち姿勢、ストレートネック）に根本原因がありますので施術によってその場の痛みを取るだけでは不十分です。同じ日常を送っていては、同じように筋膜が筋肉に癒着し、筋肉は弾力性を失い、頭痛が繰り返しおこる可能性が高くなります。
そこで、再度筋膜が癒着しないように、頭痛の原因となる脊柱起立筋や僧帽筋をしっかり動かす運動習慣を作ります。