■ ぎっく背中とはどういう症状なのか
急に起こる背中の激しい痛みの総称で背中の筋肉が、過度なストレスや筋肉の緊張で軽い肉離れの様な状態になってしまう症状です。
・背中に急激な痛みが走る
・身体を傾けると痛む
・深呼吸やくしゃみ、咳をするだけでも痛みを感じる
などが主な症状ですが重症度合いによって変わります 。
これくらいなら大丈夫かなと放置してしまうと悪化したり再発することが多いのも特徴です。
ぎっくり背中になりやすい人の特徴は、
・座りっぱなしや立ちっぱなしなどの長時間同じ姿勢でいることが多い
・猫背や反り腰などの姿勢不良
・重いものを持つことが多い
・睡眠不足、水分不足
が主に上げられるため、日常生活の影響を踏まえた適切な対策が必要です。
■ ぎっくり背中の原因 ~筋肉と筋膜の癒着~
ぎっくり背中は、脊柱起立筋や殿筋が固くなることで骨盤や背骨がうまく機能しなくなることで発症します。多くの方は伴って背骨や骨盤の歪みが生じていることがほとんどです。
【脊柱起立筋】
【大殿筋】
なぜ脊柱起立筋や殿筋が固くなるかというと、筋膜の癒着が原因です。 筋膜とは筋肉を包む膜のことで、ボディースーツのように体全体で繋がっています。この筋膜が脊柱起立筋や殿筋に癒着することで、筋肉の自由な伸縮を妨げ、柔軟性が失われていきます。
【ぎっくり背中発生の流れ】
筋膜と各筋肉の癒着→筋肉の柔軟性損失→物を持ったり、背中をひねるなどの動作の際に背中に負担がかかる→ぎっくり背中の発症
■ 病院や一般の整骨院・整体院での治療
ぎっくり背中の治療でこんな経験をしたことはないでしょうか。
・ボキボキならす矯正、強い刺激の指圧、背中周りのみのマッサージ
・干渉波などの電気治療のみの対応
・薬やシップなどの対処療法、レントゲン対応のみ
このような局所的な強い刺激や対処療法は、治療した日に改善がみられても、
身体全体へのアプローチがないため根本原因の解決に至らず、再発してしまうことがほとんどです。
■ TREE(ツリー)の治療方針
~2ステップで再発しない、自立した健康を目指す~
ステップ1:
TREE(ツリー)整体で全身の筋肉と筋膜の癒着を無くし、脊柱起立筋や殿筋を正常に伸縮させる。
まずは、TREE(ツリー)独自の整体で身体全体の筋膜にアプローチします。
筋膜は全身で繋がっているため、ぎっくり背中を発症した際には、骨盤や背骨などにも癒着が発生していることがほとんどなので、
身体全体の筋膜に対して施術する必要があります。
ボキボキしない心地よい整体なのでリラックスして受けていただけます。
TREE(ツリー)整体で筋膜の癒着が無くなり筋肉が柔軟性を持って伸縮し始めると、
日常動作をする際に脊柱起立筋や殿筋への負担がなくなり、ぎっくり背中は自然と解消していきます。
ステップ2:
ぎっくり背中が再発しないための運動習慣を手に入れて、健康を自立する
筋膜の癒着の原因は日常生活にあります。長時間のスマホ・PC作業、座りっぱなしの職場環境、偏った食生活、日々のストレスなど人によって様々ですが、
治療後も変わらない日常生活を過ごしていたら、 ぎっくり背中はいずれ再発してしまいます。
筋膜の癒着に最も効果的な対応策は、「運動習慣」です。必要な筋肉をしっかり動かし、自分の身体に合った運動習慣を身につけることで、筋膜の癒着を防ぐことができます。 TREE(ツリー)は運動施設を併設しており、ぎっくり背中の治療を担当した先生が、筋膜の癒着を防ぐために必要な運動メニューも作成します。
脊柱起立筋や殿筋を中心にしたパーソナルトレーニング、自宅でもできる股関節や背骨のエクササイズ、プロスポーツ選手も利用する初動負荷ストレッチマシーン、 身体の変化を数値で確認できるInbodyなど、様々なメニューで、楽しく運動習慣を作ることを全面的にバックアップしています。 自分に合った運動習慣を身につけることができれば、将来にわたり自分で健康を維持できるようになります。 このように、TREE(ツリー)の治療は、「健康を自立していただく」ことがゴールとなります。
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