■ めまいとはどういう症状なのか
目が回るようなくらくらとした感覚の総称で
・景色や天井が回るように感じ、体が傾く、引っ張られるような感覚と訴える回転性のめまい
・失神しそう、倒れてしまいそうな感覚、たちくらみや血の気の引く感じと訴えられることの多い、前失性のめまい
・宙に浮いた、雲の上を歩くような感覚、足元がふらつくと訴えられるふらつき感
の大きく3つに分類されます。
脳腫瘍や、クモ膜下出血などの脳が原因のものや耳が原因のものではメニエール病や前庭神経炎が挙げられます。
一方で、病的な原因がなくめまいが起こることも多く
・ストレス
・自律神経の乱れ
・疲れや睡眠不足
などの日常生活の影響からおこる原因を踏まえた適切な対策が必要です。
■ めまいの原因 ~筋肉と筋膜の癒着~
めまいはストレスや自律神経の乱れにより起こることがありますが、
多くの方は、背骨や骨盤の歪みに伴い体のバランスが崩れていることが原因となって自律神経が乱れていることがほとんどです。
なぜ体のバランスが崩れてしまうかというと、
背骨や骨盤の動きは筋肉がサポートしていますが、筋肉を覆っている「筋膜」が筋肉に癒着し、筋肉の正常な伸縮を妨げるからです。
筋膜とは筋肉を包む膜のことで、ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、身体を支える第二の骨格であるといわれています。この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜が癒着して筋肉の柔軟性を損い、背骨や骨盤の歪みを引き起こし自律神経の乱れの原因になります。
【めまい発生の流れ】
筋膜と各筋肉の癒着→筋肉の柔軟性損失→背骨や骨盤に歪みが生じる→自律神経が乱れる→めまいの発生
■ 病院や一般の整骨院・整体院での治療
めまいの治療でこんな経験をしたことはないでしょうか。
・ボキボキならす矯正、強い刺激の指圧、肩周りのみのマッサージ
・干渉波などの電気治療のみの対応
・薬やシップなどの対処療法、レントゲン対応のみ
このような局所的な強い刺激や対処療法は、治療した日に改善がみられても、
身体全体へのアプローチがないため根本原因の解決に至らず、再発してしまうことがほとんどです。
■ TREE(ツリー)の治療方針
~2ステップで再発しない、自立した健康を目指す~
ステップ1:
TREE(ツリー)整体で全身の筋肉と筋膜の癒着を無くし、筋肉を正常に伸縮させ体のバランスを整える
まずは、TREE(ツリー)独自の整体で身体全体の筋膜にアプローチします。
筋膜は全身で繋がっているため、めまいを発症した際には、骨盤や背骨などにも癒着が発生していることがほとんどなので、
身体全体の筋膜に対して施術する必要があります。
ボキボキしない心地よい整体なのでリラックスして受けていただけます。
TREE(ツリー)整体で筋膜の癒着が無くなり筋肉が柔軟性を持って伸縮し始めると、
日常動作をする際骨盤や背骨への負担がなくなり、自律神経が整ってめまいは自然と解消していきます。
ステップ2:
めまいが再発しないための運動習慣を手に入れて、健康を自立する
筋膜の癒着による自律神経の乱れの原因は日常生活にあります。長時間のスマホ・PC作業、座りっぱなしの職場環境、偏った食生活、日々のストレスなど人によって様々ですが、治療後も変わらない日常生活を過ごしていたら、 めまいはいずれ再発してしまいます。
筋膜の癒着に最も効果的な対応策は、「運動習慣」です。必要な筋肉をしっかり動かし、自分の身体に合った運動習慣を身につけることで、筋膜の癒着を防ぐことができます。 TREE(ツリー)は運動施設を併設しており、めまいの治療を担当した先生が、筋膜の癒着を防ぐために必要な運動メニューも作成します。
一人一人に合わせたパーソナルトレーニング、自宅でもできる骨盤や背骨のエクササイズ、プロスポーツ選手も利用する初動負荷ストレッチマシーン、 身体の変化を数値で確認できるInbodyなど、様々なメニューで、楽しく運動習慣を作ることを全面的にバックアップしています。 自分に合った運動習慣を身につけることができれば、将来にわたり自分で健康を維持できるようになります。 このように、TREE(ツリー)の治療は、「健康を自立していただく」ことがゴールとなります。
ついてはこちら